外国人配偶者の就職
カテゴリ: 国際結婚ビザ
公開日:2020年11月09日(月)
外国人が日本で就職する場合についてご説明しています。
外国人配偶者の就職
外国人配偶者が来日して生活も落ち着くと、生活の糧を得るためや時間を有効に活用するため、仕事をしたいと思う方も多いのではないでしょうか。外国人配偶者が日本で就職する場合についてご説明します。
外国人が日本で仕事をするには
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- 国際結婚をして「日本人の配偶者等ビザ」お持ちの外国人や、「永住権」を持って日本で生活をしている外国人とご結婚され「永住者の配偶者等ビザ」をお持ちの外国人以外の外国人は、日本で仕事をするためには「就労ビザ」を取得しなければなりません。「就労ビザ」は数種類ありますがおもには次のようなものです。
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1.大学卒業資格がありホワイトカラー系仕事に就く場合は、「技術・人文知識・国際業務ビザ」を取得します。
2.調理師として10年以上の経験がある場合は、「技能ビザ」を取得します。
3.日本で会社を立ち上げその会社の経営をしたい場合は、「経営・管理ビザ」を取得します。ただし、「経営・管理」ビザを取得するためには500万円以上を出資するなどの条件があります。
※工場のライン作業、コンビニの店員、飲食店の接客、清掃業務などの単純労働系の仕事では「就労ビザ」を取得することはできません。
- ところで、法律上「就労ビザ」というビザはありません。日本で仕事をすることができる数種類ビザを総称して「就労ビザ」と表現しています。
日本人の配偶者等ビザをお持ちの外国人が日本で仕事をするには
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- 「日本人の配偶者等ビザ」を取得すると「就労ビザ」を取得しなくても、業種の制限がなくどのような仕事にも就くことができます。
「日本人の配偶者等ビザ」を取得すると、大学を卒業していない方、調理師としての経験がない方、会社経営は自分には無理だと思っている方も、業種にかかわりなくどのような仕事でもすることができますのでメリットは大きいといえます。