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国際結婚と国籍

カテゴリ: 国際結婚ビザ 公開日:2020年11月09日(月)

 国際結婚をした場合の国籍の取扱いについてご説明します。

 カップルと地球儀

 

国際結婚と国籍

国際結婚をした場合、お二人の国籍はどのようになるのでしょうか。ご説明します。

 

ご結婚後のお二人の国籍

外国人と結婚したからといって、お二人の国籍に変更はありません。ただし、日本人女性の場合は注意が必要です。

 

サウジアラビアやイランなど一部の国では、妻は夫の国籍を取得すると定めていますので、サウジアラビアの男性と結婚する日本人女性は結婚した時にサウジアラビアの国籍を取得し、日本人女性は日本とサウジアラビアの二重国籍となってしまいます。

日本は、二重国籍を認めていないため、結婚後2年以内(または22歳になるまで)にどちらの国籍にするか選択をしなければなりません。国籍を選択しないまま放置しておくと、日本国籍は失われます。

 

 

お子さまの国籍

お子さまが生まれたとき

お二人の間にお子さまが日本で生まれたときは、生まれた日を含めて14日以内に市区町村役場に「出生届」を提出します。この場合日本人の親の戸籍に入りますので、生まれた子は日本人になります。

なお、海外で子が生まれたときは、生まれた日を含めて3か月以内に日本大使館(領事館)に出生届を提出します。

 

 

外国人配偶者の国籍も取得したいとき

お子さまに外国人配偶者の国籍も取得したいときは、「出生届」を市区町村役場に提出すると同時に、駐日外国公館に「出生届等」を提出して外国人の親の子として登録します。この場合、子は二重国籍になります。

 

 

子の国籍の原則

日本人配偶者と外国人配偶者との間に生まれた子は、生まれた場所にかかわらず日本の国籍を取得します。日本の国籍法では、子が生まれたときに父または母が日本国籍であれば、その子は日本国籍を取得すると定められており、これを「父母優先血統主義」といいます。

 

なお、血統主義にはアラブ首長国連邦やインドネシアのように、父の国籍を取得する「父系優先血統主義」の国もあります。

 

 

生地主義国で生まれた子の国籍

アメリカのように両親の国籍にかかわらず、生まれた国の国籍を取得できる場合があります。これを「生地主義」といいます。

 

アメリカのような「生地主義」の国で子が生まれた場合、少し困ったことが起こります。日本は「父母優先血統主義」のため、生まれた場所にかかわらず子は日本国籍を取得しますが、アメリカは「生地主義」のためその子はアメリカの国籍も取得し、二重国籍になってしまいます。

 

 

「生地主義」国で生まれた子の国籍留保届

「生地主義」の国で子が生まれ、日本とその国の二重国籍となった場合は、将来日本国籍を選べるように生まれた日を含めて3か月以内に日本大使館(領事館)に「国籍留保」を届け出ます。

この届出をしない場合は、生まれた日にさかのぼって日本国籍を失います。

 

 

二重国籍の解消(国籍の選択)

日本は二重国籍を認めていません。しかし、子が自分の判断で国籍を選択できる年齢まで、国籍の選択を待ってくれます。いつまで待つかというと子が22歳になるまでです。

 

つまり、子は22歳までにどちらかの国籍を選ばなければならないということです。子が外国籍を選んだときは、日本国籍は失われます。