就労ビザの概要
就労ビザの概要
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外国人を雇うためには「就労ビザ」を取得しなければなりませんし、「就労ビザ」の取得のためには入国管理局に申請をしなければなりません。
実をいうと「就労ビザ」というビザはありません。
日本で仕事をするために規定されている数種類の就労系のビザを総称して、一般的に「就労ビザ」と呼んでいるだけです。
「就労ビザ」はその種類によって仕事の内容が定められています。
そのため「就労ビザ」を持っていても、法律で定められた仕事以外の仕事をすることはできません。
また外国人を雇う企業も、企業規模や経営の安定性が審査されますので、経営が不安定な場合は「就労ビザ」が不許可になることも考えられます。
外国人が同一業種の企業に転職したにもかかわらず、「就労ビザ」が不許可になることがあります。
代表的な4種類の就労ビザ
「就労ビザ」のうち一般的な4つのビザについてご説明いたします。
まず、外国人を雇用するときに必要なビザとして次の3種類があります。
•「技術・人文知識・国際業務ビザ」
•「技能ビザ」
•「企業内転勤ビザ」
また、 外国人が日本で会社を経営するときに必要なビザとして次のビザがあります。
•「経営・管理ビザ」
ビザはその種類によって、細かく取得のや仕事の内容が定められています。外国人を雇用するときは、ビザ取得の要件や外国人ができる仕事内容などをしっかりと確認してください。
技術・人文知識・国際業務ビザ
事務・営業やエンジニア等の職種で、外国人が日本で仕事をする場合に必要なビザです。
技能ビザ
外国料理の調理師、宝飾デザイナー、パイロット、スポーツのコーチなどの職種で外国人が
日本で仕事をする場合に必要なビザです。
企業内転勤ビザ
外国の本支店から転勤で来日し、日本の本支店で勤務する場合に必要なビザです。
経営・管理ビザ
外国人が日本で会社等の経営をする場合に必要なビザです。