起業を成功させる14のポイント《Point6》
日本政策金融公庫から創業融資を獲得し、起業を成功させる!!絶対に押さえるべき14のポイント《Point6》をご説明してします。
起業を成功させる14のポイント《Point6》
今回は日本政策金融公庫(以下「公庫」とします)の「新創業融資制度」からの創業融資を成功するために、そしてこれから始めるビジネスを成功させるために最も重要な「創業計画書」の作成方法についてご説明します。
といってもすぐに「創業計画書」を作成しないようにしてください。
頭の中が整理できていないまま「創業計画書」を作成すると、つじつまの合わない「創業計画書」になってしまうからです。
そのような「創業計画書」は突っ込みどころが満載で、創業融資に失敗する原因となります。
めんどうかも知れませんが、必ず次のステップを実行してください。
まず、「創業計画書」作成前に押さえるべき4つの視点を押さえておきましょう。
1.時間をかけて構想を練る
確実に創業融資を受けるためには、ポイントを押さえて「創業計画書」を書き込むことが必要です。
自分が公庫の担当者になったつもりで、本当にこの「創業計画書」でお金を貸すことができるかといった視点を持って作成します。
2.成功するイメージをもってしっかり作りこむ
創業融資を受けるために、公庫の担当者との面接があるとお伝えしました。
面接では提出した「創業計画書」に基づき、公庫の担当者のヒアリングを受けます。
悩み抜いて作成された「創業計画書」であれば、公庫の担当者の質問にも即座に答えることができるはずです。
しかし、他人が書いた文例をまねただけの「創業計画書」や、他人に丸投げして作成した「創業計画書」では公庫の担当者の質問に即座に答えることができず、創業融資の獲得に失敗することにもなりかねません。
「創業計画書」は、これから行うビジネスの設計図です。
成功のイメージを持ちつつ、本当にこれで成功するのか自問自答しながらしっかりと作りこむことが大切です。
3.創業計画書はA3用紙1枚
公庫の「創業計画書」はA3用紙1枚だけです。
何枚もの事業計画を作成する必要はありません。
しかし、1枚の「創業計画書」に「簡潔で整合性の取れた、成功するストーリー」を書かなければならないのです。
言葉を増やせない分、作成するのは難しくなります。
本当に伝えたいことだけを書くように工夫しましょう。
4.「遠い将来」ではなく「近い将来」を書く
「創業計画書」に何を書くのかはあとで詳しくご説明しますが、原則として「創業計画書」には自分のビジネスの「近い将来」を記入します。
10年後や20年後のビジネスの姿を書く必要はありません。
ビジネスを始めて数か月後、軌道に乗った姿を表現するように心がけます。
《Point6》 |
1.ビジネスを成功させるための「創業計画書」を作成しましょう。 2.「創業計画書」作成前に4つの視点を押さえましょう。 |