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起業を成功させる14のポイント《Point2》 - 大阪のビザ申請と起業支援なら行政書士 office ARATA

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起業を成功させる14のポイント《Point2》

カテゴリ: 起業・創業融資 公開日:2021年01月08日(金)

日本政策金融公庫から創業融資を獲得し、起業を成功させる!!絶対に押さえるべき14のポイント《Point2》をご説明してします。

 豚の彫金箱

 

起業を成功させる14のポイント《Point2》

前回は『起業』の目標設定と「開業資金」準備についてご説明しました。今回はお金を借りることについて掘り下げてご説明いたします。

 

 

お金を借りることはよくないことなのか

お金を借りるということにリスクや罪悪感を感じる方がいらっしゃいます。

お金を借りることは悪いことなのでしょうか。必要がないのにお金を借りたり、遊興費のためにお金を借りることは少し考えた方がいいと思いますが、『起業』時にお金を借りるのは遊興費とは違います。

 

《Ppint1》でもご説明しましたように、「開業資金」を準備するためには時間がかかります。

例えば目標とする「開業資金」を1000万円とし、毎月10万円を貯蓄して「開業資金」の全額を準備しようとすると8年以上かかります。

 

それよりも「開業資金」1000万円のうち300万円を「自己資金」として毎月10万円を2年半で貯め、残り700万円を公庫から借りてさっさとビジネスを開始した方が、ご自身の気持ちが盛り上げっていますし希望に燃えていますので、成功率は高くなるのではないでしょうか。

 

何よりも8年間も貯蓄に励んでいると、貯めた資金がお子さまの学費に使用されたり、ご自宅や自家用車の購入費用に使われたりすることが予想され、目標通りの資金が貯まらなくなってしまうことがあります。

 

また8年間も貯蓄していると、ご自身も何のために貯蓄をしているのか目的が曖昧になり、『起業』そのものを忘れてしまうことにもなりかねません。

 

もう一つ言えるのは、8年後も皆さんが考えたビジネスのニーズがあるとは言い切れないということです。

ビジネスはタイミングです。すぐれたビジネスモデルほどすぐに真似をされ飽和状態になります。8年もすると衰退することも予想されるのです。

 

例えば始めようとするビジネスが流行を追う小売店や飲食店などの場合、日本では流行りのものが定着することは難しいといわれていますので、ビジネス開始のタイミングはとても大切になります。「流行る前に開業し、流行っている最中にビジネスを売却して次のビジネスに繋げる。」これが理想形かも知れません。

 

流行を追うビジネスばかりではありませんが、お金を借りるということは、タイミングを逃さずビジネスを始めることができるメリットがあるのです。

 

『起業』時にお金を借りることは経営戦略といえます。『起業』という儲ける仕組み作りのために必要な資金を借りるのです。

 結論的に申し上げますと、お金を借りるということは貴重な「時間を買う」ということなのです。

 

 

お金を借りるメリット

『起業』時にお金を借りるメリットについてまとめてみたいと思います。お金を借りるメリットは次のようなことが考えられます。

 

■自己資金を貯める時間を省く

 金融機関から「開業資金」を借りることで、予定していた「開業資金」が全額準備できますので、タイミングを失うことなくビジネスを始めることができます。創業融資を受けることで、長い時間をかけて「開業資金」を貯める必要がなくなりますので、『起業』までの日数を短縮することができます。 

 

■資金繰りを楽にする

十分な開業資金を準備せずに起業する方がいらっしゃいます。

実際に起業すると分かるのですが、開業当初は売上が十分に上がらないこともあり、「開業資金」はみるみる減っていきます。

 

たとえ順調に売上が伸びても、飲食店のように毎日現金が入る商売以外、実際に売上金が入るまでに日数がかかる場合が多いものです。その間も経費が出ていき、たとえ帳簿上は黒字でも開業資金が枯渇してしまう場合もあるのです。

資金が枯渇して「仕入れができない」、あるいは「帳簿上は黒字なのに、ある日突然倒産」とはよくある話です。いわゆる「黒字倒産」です。


資金が枯渇した時に大慌てで金融機関に融資をお願いしても、金融機関は簡単には応じてくれません。資金繰りに行き詰まり倒産のリスクのある事業に対し、金融機関は「そうですか。お困りですね。お金を貸しましょう。」とはならないのです。

 

『起業』前にお金を貸してくれる金融機関はほとんどありません。

しかし公庫の「新創業融資制度」であれば、起業前でも融資をしてくれます。

実は公庫の場合、実際にビジネスを始めて業績が出てから融資を申し込むよりも、起業前の方が融資が通りやすいのです。ビジネスを始めてしまうと公庫は事業の業績を重視します。
起業直後はビジネスは赤字になりやすいのですが、赤字や資金繰りが厳しいと公庫でも融資は難しくなります。  

 

 

創業時期こそ公庫から融資は受けやすい

金融機関は一般的にビジネスの実績から融資ができるかどうかの判断をします。融資は実績だけで決めるわけではありませんが、ビジネスが赤字の場合は融資の可能性は低くなります。

 

しかし公庫は『起業』前でも融資に応じてくれるのです。

『起業』前にはビジネスの実績はありません。ではどのようにして公庫は融資を決定するのでしょうか。

公庫は「創業計画書」と起業家の人間性からビジネスの妥当性を判断し、融資ができるかどうかの判断をするのです。

実績で判断されない分、赤字になりやすい『起業』後よりも『起業』前の方が圧倒的に融資の可能性が高くなるのです。

 

起業前に金融機関から融資を受け、十分な開業資金を準備し、資金繰りを安定させ、余裕をもってビジネスに投資をする。当たり前の話ですが、これがビジネス成功の秘訣といえます。

 

 

《Point2》

1.金融機関からお金を借りることにより、貴重な「時間」を買いましょう。

2.創業期の借りやすい時期に公庫から融資を受け、十分な「開業資金」を準備しましょう。