経営サポート情報VOL.203 後継者のいない中小企業が存続するために利用出来る補助金
カテゴリ: 資金調達・経営支援
公開日:2021年08月24日(火)
皆さまに資金調達に関する情報を「経営サポート情報」としてご提供しています。今回のテーマは「後継者のいない中小企業が存続するために利用出来る補助金」です。
2021.8.24 経営サポート情報 VOL203
中小企業が事業承継を行う際、まず「身内に後継者がいないか」を探します。
それがいなければ、「従業員で継ぐ人がいないか」を探します。
それもいなければ、選択肢は「社外から後継者を雇う」「M&A」「廃業」の3つしかありません。
「廃業は避けたい。
でも、会社を売却するのはしたくない」という場合は、 「社外から後継者を雇う」ことになります。
そんな場合に使えるのが「事業承継・引継ぎ補助金(事業承継トライアル型)」です。
1. 「事業承継・引継ぎ補助金(事業承継トライアル型)」補助金を利用するために
実施すること
この補助金を利用するためには、以下の事業を行う必要があります。
(1) 事業承継計画の策定等
(2) 後継者候補の選定
(3) 後継者教育の実施
(4) PwCコンサルティング合同会社(以下「執行管理団体」という。)に対する
報告・情報共有の実施
2.補助金額・補助率・補助対象経費
(1)事業承継計画の策定支援を受ける際の経費 :上限額 100万円以内・補助率 2/3以内
(2)後継者マッチングに伴う手数料等にかかる経費:上限額 250万円以内・補助率 2/3以内
3.補助対象経費
・専門家等からの各種支援を受ける際に要した費用
・人材紹介会社等に対して支払いが発生する手数料
・後継者を教育するために必要な外部研修・講習会や資格試験等にかかる費用 等
4.公募期間
令和3年8月9日(月)~9月17日(金)17:00(必着)